2016年04月17日

16-08 新潟弾丸ツアー1本目(破間川1◆167本目)

水量:21.40t(破間川ダム放流量)

 このたび熊本地震の被害に遭われた皆様、心よりお見舞い申し上げます。うちの実家(宮崎)は無事でした。九州は地震とは無縁の地となんとなく思っていましたが、根拠なかったですね。認識を大いに改める必要がありそうです。
 ちなみに私、阪神のときは枚方で、東日本のときは銀座で、そして今回は佐賀で地震に遭いました。東日本のときと同様、できることをやっていきたいと思います。

 さて佐賀より舞い戻った翌日は、早朝から新潟に向かいました。元ヤン氏より破間川(あぶるまがわ)のお誘いをいただいていたのです。
 破間川は、昨年のGW時にざっくり川見済みでしたが、実際下るのは二人とも初めてです。どの区間にするか少し悩みましたが、結局柿ノ木からプットインすることにしました。
 9時45分スタート。

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 下見当時は破間川ダムからの放流量が40トン越え、入広瀬付近は推定60トンくらいの荒くれビッグウォーターでしたが、今日の放流量は20トン。柿ノ木付近の流量は、同じかそれに満たないくらいに感じます。同じ川とは思えないくらい静かでおとなしい。

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 黒又川出合。流路23.8kmもあって本流より長いけど、発電取水の影響で流れ込みはほとんどなきに等しい。残念。

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 柿ノ木からしばらくは両岸は崖に囲まれていて、右岸沿いの車道から見えない区間でした。慎重に漕ぎ進めましたが、川相は、中流域によくあるドロップ&プール。上陸なしでさくさく進めました。

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 勢いよく流れ落ちる滝に癒されます。

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 まだ雪がところどころ残っていました。今年は記録的な暖冬少雪と聞いていますから、この時期にしては少ないほうなんですかね?

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 国道252号新入広瀬橋から視界が一気に開けてきます。

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 例年に比べて少ないといえど流れ込みはけっこう多い。徐々に水量が増えていってます。今日の流量だと、長良川に似てるなーという印象です。

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 右岸から西川が合流。水量はそこそこ。去年は守門岳を左手に、この川に沿って下りてきて破間川に入りました。次機会があれば、ちゃんと下見をしてみたいですね。西川出合直下に取水堰があります。なお、この日は取水していないように見受けられました。
 ここの堰堤、前回の下見では下るのムリでは? という記憶があったので、ここは上陸して下見しました。
 滑り台状です。巻いていないので問題ないと判断し、そのまま滑りました。
 堰堤の直下で発電放流があってまた水量が増えてます。地図見るとこれ、黒又川の水ですね。

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 新渋川橋を越えると、噂のキャリー岩が見えます。

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 岩付近は流れが複雑。増水時は近付かないほうがよさそうです。
 ここからまた渓谷相。いい雰囲気なんですが、残念ながら距離が短い。

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 渓谷のラストには横一文字のホール。これ、増水時はどうなるんでしょう…?

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 11時25分テイクアウト地点到着。1時間40分かー。よう漕ぎました。

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 元ヤン氏はちょいと物足りなさげでした。というのも、もともとダム直下の激流を想定して、命がけのダウンリバーをイメージしていたそうな。まあ、上流部の川相に比べたら超癒し系でしたけど、元ヤン、もうすっかりジャンキーですね。

 回送のついでに道の駅「いりひろせ」で昼食。そばおいしい。
 みやげに山菜買いまくって散財しました。

 朝から雨模様でしたが、正午を過ぎると突如として青空が広がりました。鈍色だった川が、青い。見える景色が変われば、気持ちも全然変わってくる。

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 まだ時間に余裕があるのでこの先どうします? って話になりました。
 ・破間川上流部は、下見に時間がかかりそう。下手したら下見だけで終了
 ・支流の西川も、ちょっと水量足りないかなー。これも下見に時間かかりそう
 ・隣に三国川がありますが、ダム下はおそらく下れるけど、距離が超短い

 どれも決め手には欠けるんですが、最終的に三国川に向かうことにしました。

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ニックネーム ラナ父 at 21:36| Comment(4) | 甲信越>破間川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月09日

16-07 茜色に染まる七里岩<後編>(釜無川1)

水位:-0.77m(国界橋)

 下見をしている時間はない。とりあえず、ここ白州から近く、よさげな地形をしていて、堰堤の極力少ないところという視点で、地形図だけで区間を決めました。本当は、八ヶ岳を抜けて軽井沢まで出て、露切峡に行ってみたいなんて目論んでいたんですが、またの機会にしよう。

 プットインに決めた新国界橋に直行。中間の鳳来橋で水量と川相を車上から確認した以外はノールック。テイクアウト予定の竹花橋が上陸可能かどうかすら未確認という。

 漕ぎ出しは16時45分。暗くなるまであと1.5時間として、余裕を見て18時までには上がりたいところですが…、できんのか?

 水量は思ったより少ない。川の水は笹濁りで、雪代の影響かなと当初は思っていましたが、水位計を見ると木曜日の雨の影響のようです。実際、雪代の冷たさはない。

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 漕ぎ出してしばらくはゴルジュ帯。岩質が粘土っぽいせいか渓谷って印象は薄いんですが、こんなところがあるってのは意外でした。

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 やがて川一面テトラで埋め尽くされた瀬が登場。ポーテージできない…? 途中まで無理矢理下って、後半部は右岸の川原を歩いて迂回しました。いや、なんでこんなとこにわざわざ…。

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 ゴルジュ帯を抜けると、ベタッとした流れの場所に出ました。こういう時はたいてい…。
 案の定、砂防堰です。落差は8m近くありますかね。右岸側の段丘上まで上がって、ポーテージ。

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 堰を越えても、まだ同じような川相が続いています。マジつまらん。
 また砂防堰。今度は二段式で中央に魚道っぽい水路があります。さっきと形状が違うのは何か意味があるんでしょうか?
 左岸側からポーテージ。

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 テトラ→堰堤→堰堤と立て続けに来て、いやこれ、完全ハズレのクソ川やなー、とすっかり気持ちが荒んでしまいました。もうやめよっかなと考えはじめたころ、ぼちぼち瀬が出てきました。

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 中継点の鳳来橋が見えてきました。17時半です。あと30分でゴールまで辿り着けるか微妙なので、中断するなら今。しかしこの川相が続くなら、この先は期待できるかもと続行することにしました。

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 期待通り、鳳来橋から先も断続的に瀬が続いていました。もっと増水したら超快適になりそう。
 右岸のコンクリ護岸に流れが寄せられた瀬は、流れが集まっていてなかなか迫力ありました。こういうタイプの瀬、なんか昔下ったことがあるような…。どこの川やったかな…。ただの夢やったかなあ…。不思議とすごくデジャヴを感じました。

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 このあたりは七里岩と呼ばれる区間で、八ヶ岳の岩屑なだれが釜無川に侵食されてできた河岸段丘の急崖が延々と続いています。といっても川の流路からは微妙に離れていたんですが、ここに来てついに隣接した場所に出ました。前方には崩落したと思われる岩塊があります。
 これぞ期待していた地形。ひょっとして、来るかも?

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 やっぱり、核心部でした。しかしここ、流れが分岐していて水量が乏しく、岩の間をスルスル抜けていくうちに終わってしまいました。けっこう落差はあったので、増水したらハイパーな感じに変貌しそうです。

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 陽はもう沈んでしまい、残りあとわずかの茜色の世界。
 18時10分に無事、竹花橋に到着できました。崖とかで上がれなかったらどうしようかと一抹の不安がありましたが、スムーズに上陸できてよかった…。

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 陽が暮れるギリギリまで漕いだのっていつぶりだろう? 真っ先に思い出すのは11年前の櫛田川(2005/4/16)。闇の中クルマまで歩いたのも今となってはよき思い出ですわ。

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 漕ぎ始めこそ日没のプレッシャーとクソ川っぷりに荒みきっていましたが、最後はこんな微笑ましい気持ちで漕ぎ終えることができました。終わり良ければすべて良し。

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ニックネーム ラナ父 at 06:41| Comment(2) | 甲信越>釜無川(富士川) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月03日

16-06 信州ぶらり一人旅 2日目(姫川1◆166本目)

水位:0.06m(天神宮橋)

 約1年ぶりのぶらり一人旅、二日目の行き先は、白馬は姫川水系にしました。鳥居川にするかちょっと悩みましたけど、姫川のほうが見たいと思うところが多かったので。

 早朝、さっそく支川の松川、中谷川を見てきましたが、残念ながら下れそうな区間は見つからず。
 ※詳細は別途川見編にて予定。

 姫川は、松川の合流する第2ダム以降水量が豊富になりますが、随所に砂防堰があって、区間設定が困難(時間食い)そう。となると、本(『カヌーイング』)に書いてあるとおり、上流部か、最下流部かの二択しかないのかなあ…。
 好みは上流部ですが、朝チラ見したところ水量が少ないので微妙。とはいえ最下流部に行ってまた戻る時間は残っていないので、ここはもうえいやで上流部に決めました。

 姫川は、長野県北安曇郡白馬村の佐野坂丘陵(標高約800m)を水源とし、「糸魚川静岡構造線」に沿う形で北流しながら、新潟県糸魚川市において日本海に注ぐ、姫川水系の一級河川です(幹川流路延長60km,流域面積722ku)。

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 クルマを水神宮橋付近に停めて徒歩回送開始。
 松川出合より上流は水量半減。遡上するにつれ、さらにどんどん減っていきます…。
 裾花川源流の戸隠連山は始まってるって感じだったし、右支川の中谷川もピークってくらい水量ありましたが、左支川の水源になる白馬岳ではどうやらまだ雪どけが本格的には始まってないと思われます。標高の問題なんかなー? 右岸と左岸でタイミングが違うって、なかなか複雑でおもしろい。
 ちなみにこの川、糸魚川静岡構造線にあるから右岸側はフォッサマグナ(新第三紀の新しい地層)、左岸側は古期岩類と地質構造も分かれるようです。

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 道中、要下見の瀬は蕨平橋直下くらいでした。右岸から1mくらいのところが僅かに抜けてるかな。しかし最大の瀬が堰堤がらみとは…残念。

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 プットインは下河原橋からにしました。本には白馬グリーンスポーツの森からと書かれていましたが、ここまでの時点でほとんど小川レベルですし、周囲は人工物ばかりで(すぐ上流に堰堤まであるし)好みの川相とはほど遠いので、これ以上の遡上は諦めました。
 漕ぎ出しは9時45分。

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 蕨橋の瀬は事前にルートを脳内に描いていたので下見なしで航下。

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 大出の吊橋あたりはバリバリの観光地のようです。まだ早い時間だったので人はまばらでした。流れ込みが至るところからバンバン入ってくるので、いつの間にやらそこそこの水量に増えてます。が、清冽なそれらは雪代というよりは湧水っぽい。

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 右岸側(東山)が断崖になり、ようやくよさげな景観になってきました。昨日の裾花川下った時にも感じましたが、このあたりの崖の質は砂礫っぽい(砂岩?)。みなかみあたりの雄々しい岩質とは違い、柔らかな印象があります。左岸側の白馬連峰のほうはまた違うんでしょうか。松川行ってみたかったなー。

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 松川出合に到着。せっかく水量倍増したのに、テイクアウト予定地点はすぐそこ。なんだかもったいなくなって、行けるところまで行こうかと君がつぶやく。

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 快適な瀬が続いてました。すぐダムってのが本当に残念(よくあるパターンですが)。

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 10時25分終了。所要時間は約40分なり。ダムまで下ると水神宮橋まで戻るのがちょっと一苦労で、左岸沿いのフェンスの中にあった扉から道路に出ましたが、田んぼ抜けることになるのであまりよくないかも。

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 これで一人旅はおしまい。初めての川が2本、川見が2本。移動がすごく慌しくって鬼無里とか姫川源流とか観光できなかったし、メシもずっとコンビニでご当地モノを食べられなかったのが残念ですが、いつもバタバタしてるのは自分らしいといえば自分らしい。とっても充実した二日間でした。ようやく川モードの自分を取り戻せたような気がします。

 往路は上信越道でしたが、帰路は長野道経由中央道にて。北信の地は今回はじめて訪れたんですが、まだまだ行きたいところがたくさんあります。今度は家族でゆっくり観光もしてみたいな。

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ニックネーム ラナ父 at 05:12| Comment(2) | 甲信越>姫川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月02日

16-05 信州ぶらり一人旅 1日目(裾花川1◆165本目)

水位:1.63m(祖山) 水量:9.16t(裾花ダム流入) 7.95t(奥裾花ダム放流)

 一泊二日で自由時間をいただきました。泊まりで自由もらったのって昨年のGW以来? すぐには思い出せん。

 3月内なら慎んで辞退してたかもしれませんが、先週の大見川をきっかけに徐々に自分を取り戻しつつあるようで、再び川に費やす時間を持つようになりました。ぶらり一人旅の時間として、有意義に使わせていただくことに。

 ※下書きのまま放置していた昨年8月以降の川下りレポート作成にもようやくここにきて着手するようになりまして。現在並行して作業中です。

 しかし、シャットダウン期間が長かったせいかプチ記憶喪失に陥ってました。自分、どこに行きたかったんやったっけ…? いろいろ思い出しながら、テーマは「信州」に決定。中途半端に終わっていた南信、木曽地域が当初有力でしたが、どうせなら、まだ足を踏み入れたことがない北信にいってみようかなと直前になって気が変わりました。

 妙義山の独特の山容はうっすら記憶にあるので、過去(学生時代リバベン出場した時とか)通ったことがあるはずですが、関東から自分の運転で上信越道を走るのはたぶん初めてかと思います。
 長野ICで高速を下りる。目指す目的地は裾花渓谷です。

 裾花川は、高妻山(標高2,353m)を水源とし、戸隠連峰にそって南流し、天神川を合わせて東に転じ、深い峡谷をなして流下し、長野市西部で長野盆地に入り、長野市青木島町青木島にて犀川左岸に注ぐ、信濃川水系の一級河川です。

 カヌーツーリングガイドの決定版といえば『日本の川地図101』ですが、最近はこちらを活用してます。

 吉原 宜克『カヌーイング―静水からスラロームテクニックまで』講談社

 ゲレンデに関する情報はどシンプル極まりないですが、今となってはこれだけで充分。入手した当初はその価値にイマイチ気付いていませんでしたが現在はスキャンデータをGoogle Driveに格納してアクセス容易な環境を作っています。

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 裾花ダム上流から本格的に下見を開始しました。

 てか、川しか見てなかったから現地に着くまで気付かんかったけど、ここって戸隠ですやん。確か小学生のとき行ったような。地名は覚えてるけど、いつ誰と行ったかまったく思い出せん…。

 柵橋から上流。「柵」って「しがらみ」って呼ぶのね。知らんかった…。調べてみるといろいろ謂れがあるようで。

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 地図に裾花渓谷と書いてある区間は下見不可でした。航空写真で見た感じではいけそうですが。いったん保留。
 ※Google Mapでは暗くて見えづらかったのでYahoo!利用。解像度低いながらも何とか確認

 中央橋あたりから再開しました。坪根地区に巨大堰堤。直前で上陸可能ですが、すぐ下りられるところがない。

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 堰堤上流はトンネル連続区間。えてしてこういうところに核心部があったりするので、旧道(廃道)を歩いて探索。

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 廃道が大岩で塞がれていた先に、核心らしき瀬を発見。崖が崩落した際に形成されたのではないかと推察しますがどうなんでしょう。

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 篭田地区から上流が『カヌーイング』に記載されていた区間ですが、ここらは意外にも里川区間。うーん、どう見ても篭田からのほうが好みの川相やなあ…。奥裾花ダムまで遡上したかったのですが、だいぶ時間も押してきたので、川見はここで中断することにしました。

 柵橋までの下見なし区間が気がかりでしたが、この水量だったら何とかなるかなあと思い切っていっちゃうことにしました。

 最終的に、プットインは篭田の鬼無里(きなさ)浄化センター、テイクアウトは森林囃子(もくもくばやし)のある参宮橋に決定。
 ところで、「鬼無里」ってなんて読むの? 「きむり」?
 答えは「きなさ」でした。こんなん絶対読めへんわー。

 参宮橋に駐車したのが13時半。ナビでは徒歩回送2時間と出たので、漕ぎ出しは16時ごろになります。ヤバい、途中で日が暮れるかも…。
 しかし、超ラッキーなことに、路線バス(川中島バス)の時間とジャストフィット。まったく期待していなかったのですごくありがたい。
 ちなみに運賃、520円でした。田舎のバスだからと一応1,000円ドライパックに入れててよかったですわ。

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 漕ぎ出しは、バスのおかげで14時20分まで早めることができました。日没に追われることなく落ち着いて漕げそうです。

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 銚子口トンネル区間に入ってまもなく例の核心部。事前に下見できていたのでノンストップでさくっと下りましたが、間違って左岸側に入ってると死んでたかもですね。

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 下ってきた右岸側のルートは案外素直でした。このあたり川幅が狭いので、水量が増えるとエグくなるかも。

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 トンネル出口付近に目を引く岩塊。スフィンクスみたい。犬っぽくも見える。

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 坪根堰堤で担ぎ上がったあと、車道を歩いて入川道を探すうちに新常盤橋まで来てしまいました。ここから再プットイン。

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 しばらくは集落の中を流れる里川相ですが、渡土橋あたりから渓谷相に。いよいよ始まる…? ちょっとドキドキする。

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 瀬のクラスが1ランク上がっておもしろくなってきましたが、意外と川幅が広いままで(もっと狭いゴルジュを想像していた。勝手に)下見なしでもさくさく下れました。

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 タヌキが全速で走って逃げていくのを見て、珍しいなーと思っていたら、カモシカの子どもとバッタリ! カモシカさん、固まってたなー。おかげでシャッターチャンスに恵まれました。撮影後は一目散。

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 柵橋から見えていた瀬です。渓谷入口ではドキドキでしたが、柵橋が見えると、えっ、もう終わり?って感じでした。

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 漕ぎ終わりは15時50分過ぎ。所要時間約90分てところでした。

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 冷えた身体を解凍するために森林囃子に直行。410円也。

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 「鬼無里」とはいかにもな地名と思っていましたが、やっぱりというか「鬼女紅葉伝説」というのがありました。へえー、全然知らんかったなあ(小学生時代にひょっとしたら教えてもらってたのかもしれませんが)。もうちょっと時間があれば所縁の地めぐりもしてみたいんですが、まだ今は川優先かなあ。明日の行き先決めなければ…。

http://www.s-togakushi.com/kinasa/kojiki/legend.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%85%E8%91%89%E4%BC%9D%E8%AA%AC

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ニックネーム ラナ父 at 06:04| Comment(0) | 甲信越>裾花川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月26日

16-04 大見川つづき<後編>(狩野川1)

 狩野川本川はおまけみたいなものです。

 修善寺橋上流に大きめの瀬があったので、これだけ下ろうかなと修善寺橋下流をゴール地点に設定しておりました。
 が、その前に分岐してたんですね。間違えて中洲の左岸側ルートに入っちゃったら例の瀬の下に出てしまいました。

 しゃあないので担ぎ上げてから漕ぎ下ることに。遠くから見た時はなかなかの迫力やなあと思ってましたが、よくよく観察してみれば水量不足で漕げるルートがほとんどない。ただここも岩盤が露出していて増水時はおもしろそうな波が立つかも。

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 ルートを見定めたら、さくっと下ってゴール地点へ。

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 川原には、菜の花が咲き乱れていました。幼少期を過ごした尼崎の猪名川というドブ川も、春になれば川原を一面黄色に埋め尽くしていたのを思い出します。原風景的なイメージ。

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 漕ぎ始めは半ばやっつけ気分でしたが、予想に反してなかなか楽しかった。

 知識と経験をフル動員して漕ぐ区間を決めるとき。
 未知の区間に入るときのドキドキ感。
 瀬音、風が運ぶ土地のにおい。
 漕ぐ行為そのもの。

 自分が心から楽しいと思えることが、何も変わってなかったことに気が付いたとき、胸の奥底に澱のように溜まっていた重く暗くモヤモヤしたものがすっと晴れた気がしました。


ニックネーム ラナ父 at 04:43| Comment(0) | 東海>狩野川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

16-04 春の里川<前編>(大見川1◆164本目)

水位:0.74m(梅木橋)

 また一ヶ月空いてしまった。

 ずいぶん削られて、KO寸前までいきましたが、首の皮一枚で繋がったってところ。川への情熱は、消えかけてはいますが、かろうじて消失せずに済みました。3月漕げなかったのは、気持ちの問題だけでなく、イベント(川次郎の卒園式とか)が多かったことも一因です。
 ※イベント関連はあとから番外編でアップします。

 さて、3月最終の週末は、ひさしぶりに家族旅行に出かけました。
 行き先は、西伊豆土肥温泉。いつものキャンプではなく、珍しく温泉旅館泊です。
 伊豆入りは3年ぶりかなあ。前回は狩野川本川を下りましたが、コバルト色に煌く清冽な流れは強く印象に残っています。今回は、道中ちょいと寄り道して川を下らせてもらう予定でした。もう一度本川を下るか、気になっていた支流を下るか。まずは支流を見に行こうと修善寺橋を渡って東へ。ここには大見川が流れています。

 大見川は、天城連山…を水源とし、伊豆市加殿・柏久保にて狩野川右岸に流入する狩野川水系の一級河川です(流路延長18.6km,流域面積120.7ku)。狩野川の支川としては、黄瀬川に次ぐ規模(流域面積)となります。

 いざ目にしたのは、「里川」でした。水量はギリ下れるくらい。

 渓流相を求めてどんどん遡上していきましたが、里川のまま、小川になっちゃった。しかも道中は堰堤だらけという。
 オーン、ナンヤロナ…。
 好みのゾーンからはずいぶん離れてます。もう漕がなくてもええかな〜…。最近はずっとこんな感じで、どうもモチベーションに欠ける。

 しかし、10年前を思い出してみよう。未知の川を漕ぐ喜び。とりあえず漕げる水量があればそれでよかった。半ば川歩き状態でも、それでも楽しかった。その気持ちは、今もきっと変わっていないはず。このマイナス思考は一時的なもののはず。
 そして、目標の200本に至る道は、1本1本の積み重ねしかない。こういう機会を大事にしなければ、目標達成はきっとかなわない。

 ということで決行です。
 コースは、最下流域にしました。車道から見えない箇所は、地形図とGoogle Map航空写真でカバー。

 下白岩地区にある小堰堤からスタート。しょっぱなに快適な瀬があります。ちなみに地図上ではこの上流にもザラ瀬っぽいのがいくつか散見できますが、現地確認の時間がなくて、スルーしています。

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 まもなく堰堤。ボート上から巻いていない箇所を確認して突っ切りました。

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 またすぐに堰堤。これは…、同じくボート上から下見しましたが、左岸ベタならいけそうと判断してこれも飛ぶ。

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 清代見橋という新橋を過ぎて、県道25号にぶつかったところに比較的大きめの瀬が出てきました。

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 車道から眺めた時は、これが最大かなと思っていました。いざ近くまで漕ぎ進むと、右岸側に堰堤の名残りっぽい人工物のドロップになっていました。

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 これで終わりかなと思っていたら、意外にもその後も2級クラスの瀬が連続してました。もっと水が増えたら、けっこうおもしろくなりそうな可能性を秘めていますね。

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 そして狩野川出合へ。

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ニックネーム ラナ父 at 04:09| Comment(0) | 東海>大見川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月21日

16-03 雨で増水の桂川(桂川3)

水位:1.67m(大月)

 雪の次は雨です。先週の大雨時にも実は狙っておったんですが(大月水位2mオーバー)、時間が合わず断念。がっくりしていたところに2週連続の恵みの雨でした。

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 増水なので長めに距離と取ろうと猿橋からスタート。

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 先月までの癒し系とは違って、なかなかの迫力でした。

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 一ヶ月空いてしまったけど、今年はなんとか継続的に漕げてます。3月に入ってもう少し暖かくなったら、どこか旅に出かけたいな。

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ニックネーム ラナ父 at 07:44| Comment(0) | 甲信越>桂川(相模川) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月24日

16-02 残雪の桂川(桂川2)

水位:1.36m(大月)

 先週暖冬やなあとか言っていたら辻褄を合わせるかのように寒波がやって来まして、今日の桂川は雪景色でした。

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 静謐のひと時。

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 広がる碧空。

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 発電取水停止フル状態に比べれば乏しい水量ですが、下る分には申し分ない。今日も楽しく下らせていただきました。

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2016年01月17日

16-01 2016年初漕ぎ(桂川1)

水位:1.35m(大月)

 今年初漕ぎです。

 なんや噂では、今年の桂川は2月末までずっと発電取水停止→水量ドバーと聞いていたのですが…。確かに水量は増えていますけど、20cmくらい?
 ソロ漕ぎなので、電車回送しました。

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 鳥沢で下車して川沿いを歩いていると…、シャチョサン発見!
 うおお、桂川では初めて見た(ヤギはむかし何度も見ましたけど)。

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 透明感がすごい。桂川ってこんなにきれいなんですね。
 やっぱりちょっとにおいますけど…。

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 鳥沢ホール右岸の岸壁はこの時期氷壁になっていますが、今年はふつうの崖のまま。暖冬なんですね。

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 核心部で瀬音を聞きながら、まったりと過ごしました。

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ニックネーム ラナ父 at 06:12| Comment(0) | 甲信越>桂川(相模川) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月31日

【総括編】2015年をふりかえって

 ★ 2015年の結果

 通算漕行日数…27日(2014年実績:40日)

 今年から目標を立てずにのんびりやっていこうと思っていたとはいえ、昨年後半の復調気配を見ていると近年並(40日前後)くらいに落ち着くかなあと予測していたのですが、社会人になった2002年以来最低の数字に終わりました。
 毎年通年漕いでいるのですが、今年はほぼ半年間(4月〜9月)しか漕いでませんでした。残りの半年は仕事の波に持っていかれて仮死状態にありまして。

 ・初めて下る川の本数:9本(2014年実績:8本) 通算:163本

 155 新 川  (宮城県 名取川 水系)5月GW
 156 広瀬川  (宮城県 名取川 水系)5月GW
 157 常浪川  (新潟県 阿賀野川水系)5月GW
 158 早出川  (新潟県 阿賀野川水系)5月GW
 159 五十嵐川 (新潟県 信濃川 水系)5月GW
 160 湯檜曽川 (群馬県 利根川 水系)5月
 161 宝 川  (群馬県 利根川 水系)5月
 162 白砂川  (群馬県 利根川 水系)6月
 163 清津川  (新潟県 信濃川 水系)9月

 GWは2年ぶりに東北遠征が叶い、元やん主催の「ふくしまデスティネーションキャンペーン」に参加させてもらい、その後ソロで「新潟旅情」やりました。今年新たに下った9本のうち7本は雪解け期の5月に集中しているのも特徴的ですね。

 作成中


ニックネーム ラナ父 at 03:57| Comment(2) | 総括編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする