2016年05月05日

16-11 越中富山7大河川探訪の旅 3日目<後編>(常願寺川◆172本目)

水位:0.23m(小見),2.53m(瓶岩)

 夜はちょいと美味いもんでも…と海側まで出張ってみましたが、結局どこにも寄らず眠りに落ちる。道の駅「ウェーブパークなめりかわ」で朝を迎えました。

 6時、昨日川見した常願寺川に到着。富山は海と山が近くていいですね。スケールが全然違いますけど、むかし住んでた神戸に似ています。さっきまですぐ海という場所にいたのに、もう山の中にいる。
 ふと記憶がよみがえったんですが、そういえばこの道、10年前の盆休みに雲の平登ったときに通ってました。その時目にした常願寺川はカツカツで、下るのは無理やろなーなんて思っていましたが、こうして今日という日を迎えるのも何かのご縁なんでしょう。

 芳美橋から川を臨む。昨日に比べて水位は20cmくらい下がっていました。水位変動が激しいですね。一昨日の晩に降った雨の影響はほぼなくなってしまいましたが、その分濁りも取れて、本来の青さを取り戻していました。

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 常願寺川沿いには富山鉄道立山線が走っているので回送に利用させてもらいました。横江駅のホームは1番2番に分かれているけど、2番レールありませんやん、とひとりツッコミを入れる。

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 6時59分発立山行の電車が来ました。
 あれ? なんか見覚えが…。

 うっそ、「おけいはん」やん!

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 テレビカーと書いてある。京阪特急やー。いやー、超懐しい。まさか富山にいて乗れるとは思いませんでした。今回の旅一番のサプライズかも(笑)。

 7時40分過ぎ、水辺の楽校をスタート。
 余談ですが、水位観測所のデジタル表示計を撮ろうとしてうまく写りませんでした。なんで? と液晶パネルを覗くと、ルーレットばりに数値が点滅してます。目から見える世界と、デジカメから見える世界は違うのかとショック。「人の目に見えないものが写る」というのはあながち間違いではないのかも。

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 漕ぎ出してまもなく、立山からの折り返し列車が鉄橋を渡る。京阪特急が山峡を走る…。今まで想像したことのない眺めでした。

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 鉄橋の下まで快適な瀬が連続しています。
 常願寺川といえば、明治初期のオランダ人土木技師ヨハネス・デ・レーケが「これは川ではない、滝だ」とのたまったという逸話が有名(諸説あり)ですね。あ、そういや早月川の五厘堤を設計したのも彼でした。昨日時点ではどっかで聞いたことあるなーレベルでしたが、ようやく繋がりました。

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 鉄橋下流からはしばらくダラダラと流れる。

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 千垣トンネル横で二又に分岐。昨日下見した時点では右岸側かなーと考えていましたが、改めて見ると左岸側のほうが下りやすいかもということで左岸側選択。

 左岸側ルートは合流付近で一気に落ちてます。ブラインドだったので一応下見して下りました。おもしろかったけど、終盤浅すぎてスタック。最初に左岸側に避けちゃったけど、右岸側のほうが流れが残ってたのかな?

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 瓶岩橋手前に大きめの瀬。左岸に寄せるルートを取りましたが、これも浅かった。

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 下流から見ると、右岸側のほうが流れ集まってましたね。選択失敗しました。

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 昨日の川見では全貌を確認できず、少々不安を抱えながらのダウンリバーでしたが、結果的には事前にチェックしていた序盤の鉄橋付近と中間のトンネルの二又、終盤の瓶岩橋手前の三箇所以外に大きなのはありませんでした。

 瓶岩橋下流からまたダラダラ流れる。右岸側に穴ぼこ空いてます。人工っぽい。むかしの水路跡か何かでしょうか。

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 横江頭首工まで下っちゃうと上陸箇所がありませんので手前でゴールしました。時刻は8時40分過ぎ、所要時間は約50分でした。

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 現在の川筋は右岸ベタにあって、左岸の道路まで出るには以前の川床だったっぽいところを歩かなければなりませんでした。ときどき、落とし穴みたいにずぼっとハマるのでちょっとドキドキします。

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 さて、越中富山7大河川探訪の旅3日目の本日は飛騨地方を計画していましたが、実はこの常願寺川でおしまいとなりました。

 もともと明日6日午前中にぶらり帰宅予定でしたが、今日の夕方に新横浜駅で家族を迎えに上がることにしたので、すぐにでも向かわないと間に合わないためです。迎えには来なくていいと言われてはいましたが、あの台風1号2号どもと一緒に新幹線3時間を過ごした後の疲労を慮ると、やっぱり行かなきゃなあと思い直したわけでして。

 ということで、3日間の旅といいながらもそのうち2日はほとんど移動に費されてしまったわけですが、お初の川を4本も、しかも富山7大河川という役付きで下れたので充分に満たされました。

 今年もGWという川下り最高の季節に自由を与えてくれた妻と子どもたちに感謝です。

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ニックネーム ラナ父 at 22:40| Comment(0) | 北陸>常願寺川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月04日

【川見編】常願寺川<前編>

水位:0.45m(小見),2.78m(瓶岩)

 越中富山7大河川探訪の旅2日目の3本目は、富山市を流れるC常願寺川です。

 常願寺川は、北ノ俣岳(標高2,661m)を水源とし、立山連峰の山間部にて称名川、和田川等の支川を合わせ、富山平野を形成する扇状地に出て富山市の東側を北流して日本海に注ぐ、常願寺川水系の一級河川です(幹川流路延長56q、流域面積368ku)。

 計画より約1時間遅れですが、なんとかリカバリーできると思っていましたが…。運転中にカクンと来ました。眠くてしょうがない。
 あと無性にお腹が空く。朝に高速のSAでます寿司食べたくらいでそういえばまだお昼食べてませんでした。コンビニでおにぎりとサンドイッチとチキンを一気に詰め込んだら胸焼けして気持ちが悪い。あかん、時間はなんとかなりそうやけど、体がついてこない…。

 15時過ぎに目的地の横江頭首工に到着。

 すでに見てきた下流部は濁流でした。上流部はなんとか…と縋る思いでしたが、あいにくここも濁流のまんまです。テンションだだ下がり。

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 横江頭首工から左岸に渡り、上流へ。瓶岩橋(※通行止め)から川を覗く。上流側に大き目の瀬が見えます。

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 左岸側の道では全然川が見えませんでした。プットイン候補の近くの芳見橋まで到着。

 上流側

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 下流側

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 プットイン予定地点の「水辺の楽校」へ。旧小見小学校の向かいにあります。ここもがっつり濁ってます。

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 今度は右岸側の富山県道6号からアクセス。川の姿は時々見えますが、やたら交通量が多くってクルマに乗りながらだとゆっくり見れません。停車してじっくり見たのは千垣トンネル前後くらいでした。

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 さて時刻はもう16時15分を過ぎていました。
 無理にやってやれないことはない時間ですが、もうボートを膨らませる気力が湧いてこない。ここまで来たのにもったいないけどしゃあない。今日は諦めるか…。

 再び富山市街地まで戻り、「越のゆ富山店」でじっくり疲れを癒す。
 今夜こそは豪勢な食事をと思っていましたが、探す気力も失せてしまっていて、やっぱりアピタでお惣菜でした。

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ニックネーム ラナ父 at 22:53| Comment(0) | 川見編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

16-10 越中富山7大河川探訪の旅 2日目<後編>(早月川◆171本目)

水位:0.22m(蓑輪),0.07m(月形橋)

 ※川見編からの続き

 上流部の撤退を決意して、失意の念にかられながら早月川沿いを下流へ。カーナビの迂回指示を無視してひたすら下っていきましたが、フツーに蓑輪まで辿り着けちゃいました。
 ここで山間部は終わり、徐々に平野が開けていってます。扇の要となるこの蓑輪頭首工でガサッと取水され、蓑輪より下流の水量はほぼ半減していました。

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 あ、これなら余裕で下れそう。勾配も落ちてるし。水量が上流と下流であべこべやったらよかったんですけどねー。

 ということでプットインはここ蓑輪頭首工に設定。
 続いてテイクアウト候補探しです。地図を読むかぎり、海までいけそうですが、徒歩回送で無理のない範囲でと考えた結果、月形橋に設定しました。

 月形橋にクルマを停めて川沿いを歩く。天気良くて気持ちいいなあ。やたら風強いけど。嫁様に電話したら、子どもたちはジジといとこ親娘たちとザリガニ釣りに連れていってもらっているらしい。

 川沿いの用水路にはせせらぎが…って、いやいや爆裂してますやん。高低差すごいし、ちょっと改造したら人工コース作れそうです。いやマジで。放流口からは、かなりの割合が川に戻ってました。地図を見ると早川第一発電所と早川第二発電所があります。発電放流がそのまま農業用水になってる?

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 回送を徒歩でやるのはしんどいし、時間的にも非効率的ですが、歩かなければきっと気付かなかったものもあります。
 土木学会選奨土木遺産、五厘堤。看板にはオランダ人ヨハネス・デ・レーケの名前も出てきてます。ほぼ直角(勾配5厘)にストンと落ちてるのが特徴。覗き込んでみましたが足踏み外したら死ぬやん。

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 今回取った区間中唯一の橋、入会橋まで遡ってきました。このあたりも堤防から川筋まで距離があって川が全然見えなかったので、橋の存在は貴重。

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 このあたりはまだ減水区間ですね。

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 橋は渡らずにそのまま左岸沿いのダートをてくてく歩く。
 また来ましたねー。カモシカさん。
 キジ、サルときて、次はシカでした。今度はいよいよクマかな(笑)。

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 結局70分ほど歩いて蓑輪頭首工まで戻ってきました。スタートは12時50分。うーん、予定よりだいぶ押してきた(50分遅延)。計画の立て方にやはり無理があったかな。

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 瀬が延々続いていましたが、だいたい見立てどおり。充分余裕を持ってコントロールできるレベルでした。

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 入会橋を越えたところで急ブレーキ。これはあやしいと上陸して下見。テトラ絡みの瀬です。もし失敗しても死なないかという視点で観察。

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 吸い込まれそうな箇所は幸い見当たらず、瀬の下流も流れが緩いので航下可能と判断してチャレンジ。最初の隠れ岩(テトラ)を避けて思いっきり右岸に寄せて下りました。

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 例の五厘堤付近あたりで発電放流がダバダバ流入してきて一気にハイウォーター化しました。これで蓑輪より上流部の水量に戻ったんかな? すんげえパワーです。でもまだ農業用水が川の外を流れているので、早月川の本来の流量はもっと多いということですね。

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 体感的には増水してからのほうがなんかすごい。これ、ひょっとして下流のほうがおもしろい? 無理しても海まで漕いだほうがよかったかも。名残惜しみつつ、月形橋左岸で上陸。
 ※上がるのけっこう面倒でした。

 時刻は13時50分、所要時間約60分でした。

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 この川は、やり残しができちゃったなー。またいつの日か再訪した際に改めてチャレンジしたいです。


ニックネーム ラナ父 at 06:15| Comment(0) | 北陸>早月川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【川見編】早月川上流部<前編>(伊折〜中村)

水位:0.20m(蓑輪)

 越中富山7大河川探訪の旅2日目の2本目は、滑川市を流れるB早月川です。

 早月川は、剱岳(標高:2,999m)を水源とし、魚津市と滑川市境界に沿って北流しながら富山湾に注ぐ早月川水系の2級河川です(幹川流路延長50km、流域面積134ku)。

 黒部市から魚津市を飛び越えてお隣の滑川市まで。
 早月川沿いに遡上するつもりでしたが、カーナビだと中村あたりで通行止になっていて、西隣の上市川から県道46号で山越えする迂回路を取らされました。早月川沿いの333号に合流する直前、視界の端に一面のホワイトウォーターが一瞬見える。

 333号に下りてしまうとまったく川が見えなってしまったので、どこか入川道はないかとまずは下流にクルマを走らせてみる。

 まもなく白金橋という水色の吊橋があったので、そこから確認。

 下流側

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 上流側

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 …漕げるギリギリのラインかな。とにかく流速がすさまじい。流速がダウンリバーへ及す影響度合いは片貝川で経験したばかりなのでよく分かっているつもり。

 この白金橋の下流に大堰堤がありました。ここで引き返して今度は上流方向へUターン。

 あいかわらず川は全然見えない。剣橋まで着いてようやく再会。

 下流側

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 上流側

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 ……。やめたほうがよさそう、かな。
 とにかく流速がパネー。堰堤の奥に見える川幅が狭まってる場所なんて、逃げ場なさそうやし。

 もうちょっと、上流まで遡上してみました。伊折橋という名前の橋からまた川相を確認。

 下流側

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 上流側

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 ここはなんとかなりそうですが、見えない場所があまりに多すぎるし、残念ながら諦めるか…。

 もっと水が減らないと漕げる気がしない。今年は水が少ないと聞いていましたが、それでこれかいと。とくに早月川は7大河川の中では比較的規模が小さいという認識だったので、ギャップにびっくりでした。

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ニックネーム ラナ父 at 05:05| Comment(0) | 川見編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

16-10 越中富山7大河川探訪の旅 2日目(黒部川◆170本目)

水位:191.00m(宇奈月) 水量:61.70t(宇奈月ダム放流量)

 道の駅うなづきで夜明けを迎える。
 越中富山7大河川探訪の旅2日目の本日は朝イチで黒部川にやってきました。

 黒部川は、富山県と長野県の県境の鷲羽岳(標高:2,924m)を水源とし、立山連峰と後立山連峰間に上の廊下・下の廊下等の峡谷を刻み北流し、黒部市愛本にて扇状地を形成し、黒部市・入善町において日本海に注ぐ黒部川水系の一級河川です(幹川流路延長85q,流域面積682 ku)。

 一晩中雨降ってました。夜中に宇奈月ダム越流通知あり、放流量は60トン越えとあったので、まさか、みなかみ級? とビビりながら川沿いを遡上。

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 黒部川は、マイバイブル『川地図101』に載ってます。目的地は「愛本峡」区間でした。ちなみに、『カヌーイング』にも「3〜4級の深くて速い流れ。上級向き」と記載されています。
 しかし…、予想に反して水が少ない。少ないというかカツカツです。あいかわらず雨降ってるし、寒いしで、一気にテンションダウン。

 区間を変えようか迷いつつ、とりあえずテイクアウト候補を探しました。クルマで川原に下りる道はありましたが、そこから川筋までがやたら遠い。川から近く、かつ駅近な場所ということで、音沢大橋下流に設定しました。
 川原をうろうろしてる際にキジ発見。早朝のお散歩中?

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 次はプットイン候補探し。『川地図101』にはトロッコ鉄橋(新山彦橋)の左岸にマーキングされていましたが、下りられる道が見つからない。
 川見も兼ねて右岸側からもアクセスを試みました。
 なるほど、60トンは愛本発電所放流も合わせての数値なんでしょうね。宇奈月ダム直下の放流はせいぜいその1/3程度といったところか。こういうのは現地行かないと分からないなあ。

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 左岸側には確かに道が見えます。クルマも停まっていたので、どっかに道はあるんでしょう。しかしタイムリミットも迫ってるんで(この後2本控えてますから)、探索打ち切りとしました。

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 プットインに向かう道中、今度はサルが登場。もしラナがいてたら、桃太郎ワールドです。

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 音沢→宇奈月温泉間で電車回送(7:35発)。駅内には足湯もありましたが、あいにく時間に余裕がなく、パス。

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 7時ごろになると、さっきまでの曇天がウソみたいに晴れてきて、気温も急上昇。それに比例してテンションも上がってきました。やっぱり天気と気温って大事ですね。

 結局プットイン地点は、宇奈月温泉駅下にしました。トロッコ鉄橋まで歩いてなら行けますが、面倒なので。

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 緑が濃く、深い…。スタートは8時15分でした。

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 このあたりの川相はまだ山峡区間の名残があります。流れがまとまっていれば下るに充分な水量と思い直しました。

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 想影橋を背にゆったり瀞場を漕ぐ。昨日とは全然違う、癒し系ダウンリバーです。

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 吊橋あたりから一気に視界が開けてきます。『川地図101』には「愛本峡」と記されていますが、川からの眺め的には峡谷らしさがなくなっていきます。

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 川幅が広がり、川筋も分岐してます。とりあえず左岸ルート。車道からだとカツカツな印象でしたが、一応快適に下れました。

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 中盤は、まとまって、またすぐ分離して…な繰り返し。基本、ずっと左岸ルートで下りました。
 音沢に近付き、また一筋にまとまる。

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 流れが集まっていればなかなか楽しい。

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 しかし早くも音沢橋が迫ってきました。ゴール地点はもうすぐです。

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 8時55分にゴール到着。所要時間40分と意外と早かった。

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 昔見たひとつの夢。黒部川といえば、やっぱり宇奈月ダム上流部に憧れます。トロッコ鉄道の区間、そして、上の廊下。今はまだいろいろ足りないものが多すぎて(とくに山と沢のスキル)、夢のまた夢なんですが、体力があるうちにチャレンジしたいな。

 忘れかけていた夢を思い出せた点でも、ここに訪れた甲斐がありました。

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ニックネーム ラナ父 at 04:29| Comment(2) | 北陸>黒部川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月03日

16-09 越中富山7大河川探訪の旅 1日目(片貝川◆169本目)

水位:0.33m(東城),1.00m(落合橋) ※黒谷頭首工より下流のため参考程度

 なんと今年のGWも3日間自由な時間をいただきまして。
 今年の行き先は、越中富山に定めました。きっかけとなったのは、4月上旬の信濃ぶらりひとり旅です。白馬から眺めた北アルプスの裏側はもう富山県なんですよね。もともとこれまで北陸地方とはご縁が薄く、富山の川は1本も下ったことがありませんでしたので、いちど越中→飛騨のルートで旅してみよう! て目論んでいたわけでして。

 当初の予定は3日間フルに活かして越中で4本、飛騨で2本くらい漕ぎたいなと思っていましたが…。甘すぎた。家族を東京駅まで送り届けて出発したのが6時50分。目的地の魚津市に着いたのははや14時です。

 今回富山の川について下調べするうち、「7大河川」という呼称があることを初めて知りました。

 その内訳は、東から
 @黒部川(くろべがわ) 一級河川
 A片貝川(かたがいがわ) 二級河川
 B早月川(はやつきがわ)二級河川
 C常願寺川(じょうがんじがわ) 一級河川
 D神通川(じんづうがわ) 一級河川
 E庄川(しょうがわ) 一級河川
 F小矢部川(おやべがわ) 一級河川
となります。

 最初は富山に7本もあったかいな? と思ったけど、よく見てみれば知ってた川ばかり。知らんかったのはF小矢部川くらいかな。おかげで「7大河川」一発で覚えられました。

 順番からいえば@黒部川ですが、規模がでかく下見に時間がかかりそうなため比較的小さなA片貝川を今日の目的地に選びました。

 片貝川は、北アルプスの毛勝山(標高:2,414m)を水源とし、河口付近で右支川布施川を合わせ富山湾に注ぐ、片貝川水系の二級河川です(幹川流路延長約27km,流域面積169ku)。

 たったの27kmで2,400mを駆け下りる…。なんかすごくないですか。

 黒谷頭首工から下見スタート。透明度は極上です。水量は、ちょっと少ないかな…? という印象。ただ下るには充分な量に見えました。このときは。

 下見中に知ったのですが、片貝川の名の由来は「片」側(右岸)だけ断「崖」だからみたいですね(諸説あり)。とはいえ小坂橋までは両岸ともに道路があり、川からの距離も近くて下見が非常に容易でした。

 別又谷出合上流に核心部っぽいドロップが見えます。岩盤ではなく、コンクリのようにも見えるけど…?

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 小坂橋上流には大きな堰堤が見えます(→後に第一発電所取水堰と知る)。

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 要注意ポイントはここらくらいかなあ…?

 結局、黒谷頭首工をテイクアウト、キャンプ場下流をプットインに設定しました。
 いつもはもっと長い区間を俯瞰してから決めるんですが、自分でもびっくりするくらいあっさりと確定してしまった。もうちょっと長く距離を取ってもよかった気もするんですが、時間なかったし、この距離でも充分お腹いっぱいになれると無意識にセーブしていたのかもしれません。

 漕ぎ出しは15時25分。

 最初の印象。水が重く、太い。

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 フネが言うことを聞かなくて、焦りました。一見、細い流れに見えるけど、流速が想定してた以上に高い。それだけ勾配がキツイということか。

 ちょっと弱気になったところで上陸してエアを再注入。右サイドのインナーチューブを修理して初めての実戦というのも不安要素。なんか微妙に漏れてる気がしないでもない。

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 第二発電所の前に小さな堰があります。若干、巻いてます。最初はポテろうかと思ってましたが、左岸際に巻いてない場所が見えたので漕ぎ下りました。

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 第二発電所からの発電放流が合わさり、水量倍増。…これって、ヤバくね? いやしかし、小坂橋から見た限り水量に特段の変化はなかったはず…。

 はたして、眼前に現れた堰の左岸側に位置する取水口に轟々と吸い込まれておりました。手前の瀬で万が一泳いだら…? と考えると背筋がゾクッとなります。ラナがまだ生きていたら、ここはよう連れていけんなあ…。

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 さらに弱気に拍車がかかりましたが、なんとか奮い立たせて堰堤を右岸からポーテージしました。さっきから胸が苦しいのは、ライジャケの締め過ぎだと信じたい。

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 堰堤直下に小さいですがまた堰があります。これは巻きが小さいので強行突破できそう。

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 さらに下流には小坂橋が見えます。橋の上から眺めたときにはさほど感じるものはなかったのですが、いざ下るとなるとけっこうキツそう。

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 小堰堤から、ノンストップで小坂橋下流まで漕ぎ下りました。水勢が強すぎて停まりたくても停まれないだけだったんですけど。

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 次はいよいよ核心部。陸から見た限りではルートが細く人工物絡みっぽかったので、改めてじっくり下見するつもりでしたが、…げっ人(渓流釣り)がいてる!
 上陸してバチャバチャ歩いても申し訳ないので、合図してそのまま突っ込みました。

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 まっすぐな流れに定期的に「塊」が入って段々で落ちてます。この「塊」が岩ではなくコンクリで、鉄芯が出てるのを見たときは冷や汗ものでした。ラナいたらここも絶対ポテやなー。

 核心部下流からは川幅が広がって、気持ち勾配が緩まったようにも感じましたが、フネを停められる箇所が限られているのは同じです。

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 平沢橋が見えてきました。どうもボートの剛性が足りなくって、ふたたび上陸してエアを再注入。うーん、やっぱり微妙に漏れてる気がします。

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 平沢橋の下流から川筋が左右に分岐していました。左岸が狭く、右岸が広い。下見時は右岸ルートでいくつもりでしたが、左岸側のほうが流れが集まっているようにみえたので直前になって左岸ルートを選択。気持ちメリハリが出てきて停止できるところが増えたようにも感じますが、あいかわらず落ちるところはバンバン落ちています。うう、胸が苦しい…。

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 ようやく最後の瀬まで辿り着きました。ここももし泳いだら黒谷頭首工まで一直線なんですよね…。最後の最後まで気が抜けない。

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 16時25分、ようやくゴール到着。長い60分でした。いやー、フネを自由に停められないってのはけっこうなストレスでした。長時間運転の疲労も相俟ってぐったり。

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 時間に余裕があればこの後上流部の川見といきたかったんですが、結果的にはリミットギリギリの時刻に終わったので、魚津市街地へ。
 クルマのオイル交換時期だったんですが、連休前にできなかったんですよね。オートバックス(18時までに行きたかった)に立ち寄って交換作業の間、明日の計画の詳細を考えていました。

 今日のビハインドを取り戻すために、明日は思い切って3本いってみようか…? 1本4時間以内に終わらせたら、なんとかなるかもしんまい。

【5/4計画案】
 @黒部川
 6時〜7時 下見
 7時〜8時 回送
 8時〜9時 ダウンリバー
 9時〜10時 移動

 B早月川
 10時〜11時 下見
 11時〜12時 回送
 12時〜13時 ダウンリバー
 13時〜14時 移動

 C常願寺川
 14時〜15時 下見
 15時〜16時 ダウンリバー
 16時〜17時 回送

 オイル交換完了後、魚津の「満天の湯」に浸かってリフレッシュ。

 富山といえば寿司とかブラックラーメンとかうまいもんたくさんありそうですが、アピタでお惣菜という、食部門は今回も貧しい結果に終わりました。

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ニックネーム ラナ父 at 22:28| Comment(0) | 北陸>片貝川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月01日

【番外編】Z-Pro 2回目

 初回の稲田公園でいきなり成果が出たせいか、ザリガニ獲りにハマリまくっているふたり。また連れてけというので、今度は多摩川のわんどに訪れてみました。

 前回は手づかみでしたが、今回はつり。えさは王道のスルメです。

 最初左岸のわんどに何度か放り込みましたがまったく当たりなし。
 今度は右岸に渡って多摩川本流にたこ糸を垂らしてみました。

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 結論からいうと、ボウズ。こちらもまったく当たりなし。

 自転車漕いで来たのでほとんどピクニックでした。釣果ゼロでしたが、おやつ食べたりして彼ら的にはそれなりに楽しかったみたい。
 ちなみに私はキックボードで追いかけたので超絶しんどかった。こんどは電車で行こう…。

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 途中、ダッキーが1艇、ファルトが1艇通過しました。おー、漕ぐ人いてるんやなあ。生で見るのはじめてかも。


ニックネーム ラナ父 at 22:33| Comment(0) | 番外編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月29日

【番外編】Z-Pro 1回目

 子どもたちが最近ザリガニに興味を持つようになりまして。

 「買って」といいやがるので、ザリガニはわざわざ買うもんやなくて獲るもんやと答えたら、じゃあ獲れるところに連れてけと。
 保育園のママ友だちつながりで聞いてみたら、稲田公園にいたかもという情報を得たのでさっそく行ってみました。

 何度もすぐ側を通っていたけど、行ったことなかったなー。

 まるで柿田川のような湧水? ボコボコ水が湧き出して、公園内を小川が流れています。もっと小汚い池とか想像していたので意外とキレイな流れにびっくり。ここにいるのかな?

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 結論からいうと、いません。
 公園内を2周ほどして、穴という穴に手を突っ込みましたが、ぜんぜんでした。季節的なものなのか、取りつくされたのか、駆除されたのか、理由は不明。
 ただ脱皮のヌケガラとかハサミとか落ちていたのでまったくいないというわけではなさそう。
 そしてもっともやる気だった川太郎くんがただひとりゲット!

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 まだ脱皮して間もないっぽい、柔らかな個体でした。
 とりあえずミッション達成。やったね!


ニックネーム ラナ父 at 21:50| Comment(0) | 番外編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月24日

【番外編】リンクスのインナー修理

 三国川ダウンリバー前にエア漏れしたリンクスIですが、思い当たるところがあって久しぶりにアウターチューブをひっぺがしてみました。

 予想は的中。以前、修理した箇所からのエア洩れでした。

 チューブの溶着部が劣化して穴が開いていたところを、接着剤塗りたくって埋めていたのですが、接着力が劣化したんでしょうか、シュウシュウと洩れていました。

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 上塗りを重ねてえらい汚くなったし、やり方変えてみようかなあ。とりあえず接着剤を全部剥がしました。

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 今回はスマートさを重視。
 スコッチ 超強力両面テープ プレミアゴールド [スーパー多用途]を貼ってみました。

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 さらに補修テープで補強。

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 エアを注入してテスト。これでGWは大丈夫かな…たぶん。

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ニックネーム ラナ父 at 18:21| Comment(0) | 番外編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月17日

16-08 新潟跳弾ツアー2本目(三国川1◆168本目)

水位:1.14m(当ノ坂)水量:14.10t(三国川ダム放流量)

 道の駅いりひろせから高速使って1時間くらいで三国川ダム下まで到着。弾丸ツアーから跳弾ツアーに訂正です。

 この三国川(さぐりがわ)も、昨年下見済みです。
 とても気になっていたダム上流(十字峡)への道は今日も封鎖されていました。夏にならんとあかんのかなー。今度行くときはダム管理事務所に確認してからのほうがよさそうです。

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 区間は自ずと五十沢発電所までの約2kmのショートコースに決まり。

 出逢い橋から出発です。しかし、スタート直前に異変が発覚。
 あれ、エア漏れてる…? 右サイドチューブがベコベコになってました。破間川では何の異常もなかったんですが…。試しに再度膨らませてみましたが、みるみるうちに萎んでしまいました。

 ショッキ!

 パンク位置はむかし修復したところだろうと想像がつくんですが、応急処置用のテープ、そういや持ってきてなかったなあ…。ここまで来てリタイアってのはあまりに辛い。たったの2kmやし、いつでも上がれるし、とりあえず継続してみよう。

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 最初にいきなり核心のドロップ。だましだまし下れました。今日一番ひやっとしましたがおもしろい。もう一回やりたいくらい。

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 昨年下見時の水量は約40トンで、わらび野橋からの眺めはみなかみばりのビッグウェーブ祭りでしたが、今日はその1/3程度の水量しかないので岩絡みのテクニカルコース。全然別の川と化しています。

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 新清水瀬橋を通過。ここはコンクリがらみの瀬があります。この区間、やたら橋梁の密度が高い。しかもほとんど同じデザインなので識別しづらいという。

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 右サイドが死んでいるので、重心を左サイドとフロアの間に置いて、左サイドとフロアでV字になる感じでなんとか漕ぎ続けました。
 体勢はかなり辛いが、縛りプレイと思えば楽しい…、いや、正直、全然楽しくない。言うこときかんし、スピード乗らんし…。

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 清水瀬橋を通過すると残りあとわずか。プットイン付近が最も勾配高くて、徐々に勾配が緩くなってくる感じでした。

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 五十沢発電所に到着。所要時間はたったの20分たらずでした。もうちょっと長かったらなー。惜しい。
 発電所下の堰堤も越えられなくはなさげですが、越えたところでこの先も堰だらけなので潔く諦めました。

 昨年GWの一人旅で下見してのち約1年でようやく漕ぐことができました。元ヤンさんお誘いありがとうございました。

 破間川はこんど上流部もじっくり下見してみたい。支川西川も。
 あと、三国川のダム上流は、夏場に開放かな? ここもぜひ訪れてみたい。
 それと、魚野川本川にも行ってみたいです。帰路の関越道土樽PA付近からちょっと見えた感じではなかなかよさそうに見えました。魚野川といえば中下流域では聞くけど、上流部って下れるのかな? また川見に訪れてみよう。

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ニックネーム ラナ父 at 23:42| Comment(0) | 甲信越>三国川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする