2016年05月03日

16-09 越中富山7大河川探訪の旅 1日目(片貝川◆169本目)

水位:0.33m(東城),1.00m(落合橋) ※黒谷頭首工より下流のため参考程度

 なんと今年のGWも3日間自由な時間をいただきまして。
 今年の行き先は、越中富山に定めました。きっかけとなったのは、4月上旬の信濃ぶらりひとり旅です。白馬から眺めた北アルプスの裏側はもう富山県なんですよね。もともとこれまで北陸地方とはご縁が薄く、富山の川は1本も下ったことがありませんでしたので、いちど越中→飛騨のルートで旅してみよう! て目論んでいたわけでして。

 当初の予定は3日間フルに活かして越中で4本、飛騨で2本くらい漕ぎたいなと思っていましたが…。甘すぎた。家族を東京駅まで送り届けて出発したのが6時50分。目的地の魚津市に着いたのははや14時です。

 今回富山の川について下調べするうち、「7大河川」という呼称があることを初めて知りました。

 その内訳は、東から
 @黒部川(くろべがわ) 一級河川
 A片貝川(かたがいがわ) 二級河川
 B早月川(はやつきがわ)二級河川
 C常願寺川(じょうがんじがわ) 一級河川
 D神通川(じんづうがわ) 一級河川
 E庄川(しょうがわ) 一級河川
 F小矢部川(おやべがわ) 一級河川
となります。

 最初は富山に7本もあったかいな? と思ったけど、よく見てみれば知ってた川ばかり。知らんかったのはF小矢部川くらいかな。おかげで「7大河川」一発で覚えられました。

 順番からいえば@黒部川ですが、規模がでかく下見に時間がかかりそうなため比較的小さなA片貝川を今日の目的地に選びました。

 片貝川は、北アルプスの毛勝山(標高:2,414m)を水源とし、河口付近で右支川布施川を合わせ富山湾に注ぐ、片貝川水系の二級河川です(幹川流路延長約27km,流域面積169ku)。

 たったの27kmで2,400mを駆け下りる…。なんかすごくないですか。

 黒谷頭首工から下見スタート。透明度は極上です。水量は、ちょっと少ないかな…? という印象。ただ下るには充分な量に見えました。このときは。

 下見中に知ったのですが、片貝川の名の由来は「片」側(右岸)だけ断「崖」だからみたいですね(諸説あり)。とはいえ小坂橋までは両岸ともに道路があり、川からの距離も近くて下見が非常に容易でした。

 別又谷出合上流に核心部っぽいドロップが見えます。岩盤ではなく、コンクリのようにも見えるけど…?

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 小坂橋上流には大きな堰堤が見えます(→後に第一発電所取水堰と知る)。

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 要注意ポイントはここらくらいかなあ…?

 結局、黒谷頭首工をテイクアウト、キャンプ場下流をプットインに設定しました。
 いつもはもっと長い区間を俯瞰してから決めるんですが、自分でもびっくりするくらいあっさりと確定してしまった。もうちょっと長く距離を取ってもよかった気もするんですが、時間なかったし、この距離でも充分お腹いっぱいになれると無意識にセーブしていたのかもしれません。

 漕ぎ出しは15時25分。

 最初の印象。水が重く、太い。

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 フネが言うことを聞かなくて、焦りました。一見、細い流れに見えるけど、流速が想定してた以上に高い。それだけ勾配がキツイということか。

 ちょっと弱気になったところで上陸してエアを再注入。右サイドのインナーチューブを修理して初めての実戦というのも不安要素。なんか微妙に漏れてる気がしないでもない。

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 第二発電所の前に小さな堰があります。若干、巻いてます。最初はポテろうかと思ってましたが、左岸際に巻いてない場所が見えたので漕ぎ下りました。

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 第二発電所からの発電放流が合わさり、水量倍増。…これって、ヤバくね? いやしかし、小坂橋から見た限り水量に特段の変化はなかったはず…。

 はたして、眼前に現れた堰の左岸側に位置する取水口に轟々と吸い込まれておりました。手前の瀬で万が一泳いだら…? と考えると背筋がゾクッとなります。ラナがまだ生きていたら、ここはよう連れていけんなあ…。

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 さらに弱気に拍車がかかりましたが、なんとか奮い立たせて堰堤を右岸からポーテージしました。さっきから胸が苦しいのは、ライジャケの締め過ぎだと信じたい。

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 堰堤直下に小さいですがまた堰があります。これは巻きが小さいので強行突破できそう。

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 さらに下流には小坂橋が見えます。橋の上から眺めたときにはさほど感じるものはなかったのですが、いざ下るとなるとけっこうキツそう。

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 小堰堤から、ノンストップで小坂橋下流まで漕ぎ下りました。水勢が強すぎて停まりたくても停まれないだけだったんですけど。

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 次はいよいよ核心部。陸から見た限りではルートが細く人工物絡みっぽかったので、改めてじっくり下見するつもりでしたが、…げっ人(渓流釣り)がいてる!
 上陸してバチャバチャ歩いても申し訳ないので、合図してそのまま突っ込みました。

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 まっすぐな流れに定期的に「塊」が入って段々で落ちてます。この「塊」が岩ではなくコンクリで、鉄芯が出てるのを見たときは冷や汗ものでした。ラナいたらここも絶対ポテやなー。

 核心部下流からは川幅が広がって、気持ち勾配が緩まったようにも感じましたが、フネを停められる箇所が限られているのは同じです。

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 平沢橋が見えてきました。どうもボートの剛性が足りなくって、ふたたび上陸してエアを再注入。うーん、やっぱり微妙に漏れてる気がします。

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 平沢橋の下流から川筋が左右に分岐していました。左岸が狭く、右岸が広い。下見時は右岸ルートでいくつもりでしたが、左岸側のほうが流れが集まっているようにみえたので直前になって左岸ルートを選択。気持ちメリハリが出てきて停止できるところが増えたようにも感じますが、あいかわらず落ちるところはバンバン落ちています。うう、胸が苦しい…。

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 ようやく最後の瀬まで辿り着きました。ここももし泳いだら黒谷頭首工まで一直線なんですよね…。最後の最後まで気が抜けない。

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 16時25分、ようやくゴール到着。長い60分でした。いやー、フネを自由に停められないってのはけっこうなストレスでした。長時間運転の疲労も相俟ってぐったり。

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 時間に余裕があればこの後上流部の川見といきたかったんですが、結果的にはリミットギリギリの時刻に終わったので、魚津市街地へ。
 クルマのオイル交換時期だったんですが、連休前にできなかったんですよね。オートバックス(18時までに行きたかった)に立ち寄って交換作業の間、明日の計画の詳細を考えていました。

 今日のビハインドを取り戻すために、明日は思い切って3本いってみようか…? 1本4時間以内に終わらせたら、なんとかなるかもしんまい。

【5/4計画案】
 @黒部川
 6時〜7時 下見
 7時〜8時 回送
 8時〜9時 ダウンリバー
 9時〜10時 移動

 B早月川
 10時〜11時 下見
 11時〜12時 回送
 12時〜13時 ダウンリバー
 13時〜14時 移動

 C常願寺川
 14時〜15時 下見
 15時〜16時 ダウンリバー
 16時〜17時 回送

 オイル交換完了後、魚津の「満天の湯」に浸かってリフレッシュ。

 富山といえば寿司とかブラックラーメンとかうまいもんたくさんありそうですが、アピタでお惣菜という、食部門は今回も貧しい結果に終わりました。

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ニックネーム ラナ父 at 22:28| Comment(0) | 北陸>片貝川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする