2015年05月04日

15-07 【GW】ソロ旅情編初日1本目(常浪川1◆157本目)

 水位:55.54m(常浪)

 本日もふくしまDCは継続中ですが、中座させていただきました。

 今回、どうしてもひとり旅がしたかったんです。
 昨年9月末に「静岡を巡る」というのをやりましたが、今回はプラス要素として未知の川を下りたいというものがありました。事前にじっくりと下見して、コースを設定するところからやってみたいと。ソロでは、昨年4月初旬の太田川以来やってません。太田川は、ラナにとって最後となった154本目の川です。実に1年以上もブランクが空いていました。
 個人的には、自分の原点はここにあるような気がしています。川仲間と時にはにぎやかに、時には協力して下るのももちろん楽しいんですが。ラナの死を経て一度粉々になったものを再構築していく過程で、どうしてもやっておきたかったのでした。

 今回の旅の目的地は「新潟」でした。
 新潟県は、信濃川、阿賀野川という日本を代表するスーパー大河川を贅沢に2本も有する県です。個人的には、栃木、群馬に匹敵するパラダイスと見てますが、あまり訪れたことがなく、情報にも乏しい空白地帯でした。日帰りで行くには微妙な距離という認識で、近くて遠い的な存在でしたが、今回のソロ旅情編を通じて新潟に関する知見を深められたらと思っています。

 道の駅ばんだいでみなさんと別れ、会津坂下で只見川を渡り、国道49号に沿って西進し、阿賀町に入って県道227号を南下。

 最初の目的地は常浪川です。

 常浪川は、中ノ又山(標高1,070m)を水源とし、阿賀町内を北東に流れ、阿賀町津川で阿賀野川左岸に注ぐ阿賀野川水系の一級河川です(流路延長30.2km 流域面積385.3ku)。

 まずは下見からスタート。
 広瀬地区まで遡って、ようやく渓谷が出てきます。テイクアウトはこのへんかな…?
 渓谷部は、ところどころ断片的にしか見えませんが、見える範囲ではあまりメリハリのなさげな川相。しかし水量めちゃ多い。60トンは固いと思います。めっさ大河ですやん。
 旧道が途中で残雪で塞がれていたので引き返し新道へ。

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 新道は、川からずいぶんと高いところに位置してます。家もやたら新しい。ひょっとしてとググってみると、はたして常浪川ダム建設予定地だったことが分かりました。看板も発見。ダム事業は3年前に中止になったみたいで。ほっ…。

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 新道2本めのトンネルを抜けたあたりから川相が変わってきました。やっべえ、これはムリかも…。これ以上は回送距離的にもキツイかなと、神谷地区の吊橋をプットインに設定しました。

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 先にクルマを下流に置いてから、徒歩回送。可能な限り川を覗きながら遡上していきました。
 それにしてもしんどい。暑いし。2日で4本こなしたふくしまDCの疲れもあったんでしょうが、主要因はおそらく靴です。サイズが合ってない。ウェットソックス越しに靴を履くと纏足かというくらいに締付けがキツくって、歩き方がおかしくなり、それが腰を中心にあちこちに変な負担がかかっているように思います。
 プットインまでの約7kmでもうバテバテ。

 やや朦朧とした状態でプットイン。最初の瀬からハンパない。真ん中のホール入ると死ねそうです。チキンな私は当然回避で。左岸ベタベタから下りました。

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 次の瀬も凄まじいことになってます。これもまともに突っ込むと死んでしまいそうなので、右岸ベタベタのチキンルートから。

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 そっからは下見のとおり、川幅が広がり、メリハリのない川相に変わりました。ところどころ、どっかーんな波が立っていますが、油断さえしていなければ避けられます。

 空が暗くなってきました。そういえば今日夕方から天気崩れると言ってたような。日が陰ると肌寒い。歩いてるときはあんなに暑かったのに、雪どけ水が放つ冷気の冷却効果がすさまじい。
 天気が悪いのでちょっと暗い感じがしますが、渓谷相は圧巻でした。そうそうないレベルです。神々しさすら感じる、自然が織りなす造形美。ようダムで沈めようなんて考えられるなあ。

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 下見できなかったところに核心部あったらどないしよかとドキドキしてましたが、幸か不幸か出会うことなく渓谷の出口が見えてきました。

 渓谷を出たところでテイクアウト。漕ぎ始めてからちょうど1時間くらいでした。回送には2時間近くかかったのに…。

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 時刻は13時半。微妙な時間帯ですが、がんばればもう1本いけるかなと次の目的地に向かいました。


 ■おまけ(Upper下見編)

 早出川を早々に漕ぎ終えたのち、再びこの地に戻ってきました。
 漕いでる時は、暑さで朦朧としていたのと、2本目下りたいのとで頭がいっぱいでしたが、やっぱりプットインより上流部も可能な限りこの目で見ておきたい。

 日没まであと30分くらい。
 さっきのプットインから、さらに上流へと旧道へクルマを乗り入れました。

 予想どおりだったというか、きっつい瀬が連続してました。今日はプットインあそこにしといて正解でした。

 プットインのすぐ上流。

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 これぞ核心部的な瀬。右岸から左岸にかけてルートが見えますが、かーなーり、怖い。

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 ログで埋もれてどうやって下るねんという瀬もありました。

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 ついでに不動滝も見学。

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 ここで新道と合流しますが、この先は通行止になっていました。

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 ちょうど日没だし、ここいらがまあ限界ですかね。日が暮れるまでフルフルで川で遊べるのは久しぶりですわ。幸せな一日でした。

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ニックネーム ラナ父 at 01:05| Comment(0) | 甲信越>常浪川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする