2014年08月12日

15-1 【お盆休み】吉野川支流を漕ぐ(平石川1◆151本目)

 水位:2.71m(豊永) 3.06m(穴内川)

 KYOKOさん宅のあるここ高知県北部嶺北エリアは、ひとたびまとまった雨に恵まれれば、私のような小さな清流大好きパドラーにとって楽園と化す無数の中小支川が存在しております。
 今回は、ラナ所縁の方々に会って話をするのが主目的でして、台風の被害状況次第では漕ぐのを自粛するつもりでした。が、昨日の様子を見た限りでは道路状況も河川水量も落ち着きつつあるので、目立たないように気を遣いつつも出かけることにしました。

 KYOKOさんにナビしてもらい、辿り着いた先は平石川。昨日川遊びした地蔵寺川の左支川です。
 右岸沿いを遡上しながら川見をする。ラナがいなくなって、初めての川を下るのは今日が初体験です。昨日の伊勢川川で感じた際にもう気が付いていましたが、渓を覗き込んだ時のドキドキ感が止まらない。

 水量は、漕ぐにはずいぶんと少ないようですが、計画どおりのポイントからプットインしました。
 小さな堰堤を越えた先に、この区間の核心があります。フネから下りて、岩場を歩いて下見。そういや下見するの、久しぶりですね。KYOKOさんとにこちゃんはさくさく岩場を昇り降りしていきますが、ついラナが歩けるルートを探してしまう。
 下見の結果、浅すぎてルートが見つからず。左岸側のエスケープルートから下りました(ダッキーはほぼライニングダウンでしたが)。

 KYOKOさんは水なくてごめんねと何度も言ってはりましたが、もっとカツカツの川をいっぱい下ってきた私的には、むしろ恵まれているとさえ感じました。

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 私は今回、最後尾をゆっくり下りました。こないだまでは先頭に立たないとラナが飛び込んで先行のフネを追いかけたりと落ち着かなかったんですよね。そして今回、漕ぎはじめてから気付いたんですが、子どもたちを連れてないのもラナがいなくなって初めてのことでした。どおりでゆっくりと考えごとができるわけですわ。子どもがいると、とくに川次郎の場合機関銃トークにさらされるし、常にその動きに意識を張り巡らせているので、あれこれ余計なことを考えている余裕がないんですよね。今日は、好きなだけ想像ができそうです。

 ラナがフネから飛び込み、ラムネ色の流れの中を泳ぐ。右岸の小さな川原に上陸して、ブルブルと全身を震わせ、水滴を撒き散らす。おもむろに砂地まで馳せ駆け、柔道の受身のようにごろんと転がり、背中を擦り付ける。 至福の表情。再びブルブルと震わせ、砂混じりの水滴を撒き散らす。そしてまた川を泳いで私のフネの隣まで戻り、じたばたと上がりたいという合図を出す。ライフジャケットの把手を掴んで引き上げてやる。私の前までやってきて、また、ブルブルブルと震わせる。心得たもんで、私は即座に頭を伏せて、被害が及ばないようにガードする。
ラナはまた、船上でごろんと転がり背中をスリスリ…。

 胸が少しばかりドキドキしていましたが、わりと自然体というか、穏やかな気持ちに包まれたままでイマジネーションに耽っていました。辛い悲しいという感情に支配されないのは清流が持つ癒しパワーの賜物でしょうか。

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 平石の集落に出ると、視界がやや開けた感じに。今は使われていない、蔦が絡まって朽ちた吊橋があります。

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 もう終わりと思っていたら、終盤にけっこう迫力のある瀬がありました。コースミスしてやや横向きのままドロップに突入。捕まった? ホールから脱出するの、大変でした。心臓がバクバク鳴ってます。この胸の高鳴りも、やっぱり変わってないんだなと。

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ニックネーム ラナ父 at 21:00| Comment(0) | 四国>平石川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする