2014年08月16日

18 【お盆休み】北遠・気田川の支流を漕ぐ(熊切川1◆153本目)

 福井から東京方面へ。大・大・大・大・大渋滞が見込まれるので、観光がてら北陸経由の案も出ましたが、天候面でNGでした。結局、渋滞を回避して尾張一宮まで下道で移動したのち、東名→新東名ルートで浜北ICで降りて北遠春野入り。

 関東東海の太平洋側は大丈夫のはずでしたが、気田川に着いた頃には本降りになってました。静岡のこの地域だけ雨雲がかかってます。雨天を避けたつもりだったのに…。まあ、そういう運命だったと。

 ラナとこの地に訪れたのは約1年前。まだ記憶が生々しく残っています。とくに9月に再訪した時のこと。保育園のママ友家族と交代制で下ったのですが、ラナはお休みの番にもかかわらず私の目を盗んで脱走し、フネを追いかけていつの間にか視界から消えていました。そんなこんなで結局彼女だけが二日間4本フルで下ったのですが、翌日以降は疲労で体調を崩してしまい病院行き。若い頃と比べても遜色ない、飛び込んでは泳ぐ元気なイメージと、帰宅後のヨレヨレ姿を見て、やっぱり老犬なんだな…と感じるイメージとの両極端の思い出があります。

 ↓当時の映像



 夜が明け、はたして気田川は濁流でした。まあ、覚悟はしてましたけど…。支流の様子を見に行くことにしました。
 秋葉橋から上流へ。

 ・不動川…川の規模が小さすぎる。
 ・熊切川…笹濁りでしたが、ちょっと水量が足りないし、人工物がやたらと多い。
 ・杉川…本命でしたが、あいにく気田川本流と同じ赤濁り。

 気田川右岸沿いの細くて荒れた山道をトロトロと走り、さらに上流へ。水質は改善の見込みがまるでなし…。さらに堰堤2基発見。そういやこの辺りまで含めて通しで下ったって聞いたことがないのはこいつらのせい…?

 ・石切川…せっかく苦労して来たのにここも本流と同じカラー…。

 あと見てみたかったのが本流の明神峡ですが、ファミリーカヤック向きではないですよね、たぶん。時間もだいぶ取ってしまったし、残念ですがここいらで下見は終わり。

 去年訪れた時も感じましたが、ここいらの気田川は堆砂がすごく多くて、淵や瀬といったメリハリに乏しい。濁流のためはっきりとは分かりませんが、支流の杉川や石切川も似たような川相っぽい。同じ静岡では安倍川水系や大井川水系もやたら堆砂の多かったイメージがありますが、水源の南アルプスの地質によるものなんだろうか…?

 結局、ダウンリバーは半ば消去法的に熊切川に決まりました。気田川出合から遡上していって、ポーテージ不可能なテトラ群の下流からプットイン。
 9月のファミリーキャンプに備え、テスト漕行がてら、アズマックスからレンタルしたアキレス艇で出艇しました。11年前の北山川ダッキーレースの賞品です。乗るの何年ぶりだろう。懐かしいなあ。ちなみにアズマックス、オランダにもこのフネ持っていくみたいです。

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 最初のザラ瀬を過ぎるとテトラで埋め尽くされた堰。こういう存在意義が理解できない構造物を見るとイライラする。右岸のコンクリからポテするつもりでしたが、子どもたちにはちょっと危なっかしい。ラナなら大丈夫でしたけど。子どもたちだけいったん車道を経由して迂回しました。

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 ところどころ、良い雰囲気があるだけに残念です。

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 赤い橋(小島橋)を過ぎた先に川幅いっぱいに広がる床止め登場。
 左岸からポーテージを試みる。四角いコンクリブロックの隙間を水が勢いよく流れています。ほら、この隙間に落ちて挟まったら、水だけ流れるけど人は流れないから水にぐいぐい押されて出られなくなって死んじゃうんだよと子どもたちに解説してみる。
 川沿いに歩けるところが見つからず、子どもたちの手を取って、ブロック上を歩いて下流へ。そういえば、ラナとは当たり前のように乗り越えていましたが、子どもたちと堰越えするのは今日が初体験です。

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 人いっぱいのキャンプ場(川音の郷)を過ぎるとまた堰です。クソ川ですな。河川横断物が何もなければ結構いい川なんですけどね〜。これも川幅いっぱいで歩ける場所がありません。右岸ギリギリを川の中を歩いてポーテージしました。

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 堰の直下は左岸が木々と岩盤に覆われ、右岸が川原になっていて、川遊びにすごくよさげなポイントになっていました。こういう素敵なビューポイントが断片的に存在しているんで、危険な人工物が多いのには本当に残念な気持ちになります。

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 長久橋から約200m手前のスロープからテイクアウト。たぶんここが最後の上陸ポイントかと思われます。

 帰りはやっぱり、いっぷく処横川へ。今回もまぐろ。内陸なのに…。
 ※ちなみに前回は大トロでしたが今回は中トロ。

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 土曜日なのに、日曜日限定の「しいたけ丼」食べれました。
 お盆休みだからだそうです。ラッキー。

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 ラナのいなくなって初めての夏休みでした。

 行程は去年と同じ、四国→若狭→北遠経由で川崎戻りでした。ファミリーカヤックが中心で、行動パターンもほぼ同じ。

 8/12 平石川 & 地蔵寺川 with KYOKOさん、にこちゃん

 8/13 地蔵寺川 ファミリーカヤック

 8/14 南川 with 姪っ子

 8/16 熊切川 ファミリーカヤック

 今回の旅行はラナ追悼のため、二つの目的がありました。

 一つは、所縁のある人たちと語ることだったんですが、これはKYOKOさんとにこちゃんのおかげで実現できました。
 もう一つは、できるだけ思い出深い川を下ることでした。結果的に、ラナと共に下ったことがあったのは若狭南川だけで、残りは初めて下る川ばかりでした。当初の思惑とはずいぶん違ってしまいましたが、どうなんだろう。

 南川では、ゆっくり漕ぐ時間がなくて、正直何も感じることがありませんでした。逆に、比較的リラックスして下れた平石川では、初めて訪れた川にもかかわらず偲ぶことができたような気がします。

 なんとなく感じるのは、
 まず気持ちがリラックスしてないとダメなようです。そのために最も必要なのは、時限がないことかと。次に必要と思うのが、川の癒し効果。透明度抜群のキレイな水、岩盤相の渓谷、緑のトンネルなど好みの川相であること。
 そうしたベースが整ったうえで、ラナとの思い出をゆっくりと思い出せることができたなら、ちゃんと「追悼」ができるのではないかと思います。
 9月はもう予定がいろいろ入ってきてるんで、10月くらいに一度、一人旅してみるのもいいかなあ…。

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ニックネーム ラナ父 at 05:59| Comment(0) | 東海>熊切川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする