2014年12月31日

【総括編】2014年をふりかえって<後編>〜川下り集計編〜

 ここでは、川下り関連についてのみ記載することにします。ラナのことについては、前編として2014年レポートに記録しました。

【前編】
 ■ ラナという存在
 ■ 別離の状況
 ■ 失ってからのこと
 ■ これからのこと

【後編】
 ■ 川下り集計編

 ではここから後編。2014年年初に立てた目標の振り返りです。

 ★ 2014年の結果

 通算出撃日数…40日

 ラナ父…新規漕破本数  8本(昨年17本) 通算 154本
 ラナ …新規漕破本数  5本(昨年21本) 通算 143本

 11年余に渡ったラナとの川旅も、ついに終わりを迎えました。ここ数年、いつ最後を迎えてもいいように、悔いのないよう漕いできました。漕破河川総数が目標としていた通算150本に届かなかったのがいささか残念ではありましたが、川下りの面においては、それなりに満足のいく足跡を残せたのではないかと思っています。

 それにしても…。
 ここ数年、毎年のように最後最後と思いつつも、予想以上に元気いっぱいなんで、昨年末の振り返りでは「もしかしたらあと2年くらいは一緒に漕げるかな…?」なんて書いてたんですが。衰えるにしても緩やかで、晩年は負担の少ない穏やかな川でまったり漕ごうかなんてイメージしていたんですが。
 まさか、ガンなんて。こんなに急激に動けなくなるなんて…。去年の今頃は、まったく想像もしていませんでした。

 ラナは、病に倒れるまでの約3ヶ月間で新たに5本、私は、復帰後の分も含めて8本の川を下るという結果に終わりました。漕破総数は、私が154本、ラナが143本でした。

 ◆年始の設定目標

 ・漕行日数:50日以上(実績2012年:35日,2013年:47日)

 ・初めて下る川の本数:15本(2012年:23本,2013年:17本)。

 ◆結果(達成率)

 ・漕行日数:40日(80%)※月間平均3.3日
 ※ラナとの漕行日数:11日

 ラナとの川下りは、5月24日までの11日間でおしまい。4,5月は闘病でほとんど漕げず、6,7月は意欲を失ってしまい、ほとんど漕がず。4〜7月の4ヶ月間で5日間しか漕げていませんでしたが、8月からの5ヶ月間で27日間漕行することができました。ペース的には復調傾向にあります。

 ・初めて下る川の本数:8本(ラナ5本)(53.3%)。

  1Q… 3本(ラナ 4本)
  2Q… 1本(ラナ 1本)
  3Q… 3本(ラナ -本)
  4Q… 1本(ラナ -本)

 147(139) 綾南川 (宮崎県  大淀川 水系)1月
 148(140) 福士川 (山梨県  富士川 水系)3月
 148(141) 芝 川 (静岡県  富士川 水系)3月
 149(142) 奈良井川(長野県  信濃川 水系)3月
 150(143) 太田川 (静岡県  太田川 水系)4月
 151( − ) 平石川 (高知県  吉野川 水系)8月
 152( − ) 地蔵寺川(高知県  吉野川 水系)8月
 153( − ) 熊切川 (静岡県  天竜川 水系)8月
 154( − ) 吾妻川 (群馬県  利根川 水系)12月

  作成中


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2014年12月30日

40 2014年漕ぎ納め(奈良吉野川1)

 水位:1.33m(五條)



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2014年12月29日

39 竜王渓ふたたび(紀伊丹生川1)

 これまた2年ぶりに竜王渓へ行ってきました。



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2014年12月27日

38 闘竜灘ふたたび(加古川1)

水位:-2.60m(大門)

 2年ぶりに闘竜灘へ行ってきました。




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2014年12月07日

37 関東漕ぎ納め(吾妻川1◆154本目)

 水位:-0.45m(岩島)



 吾妻川のお誘いをいただきました。

 言わずもがな、八ッ場ダム建設問題で全国的に有名ですね。「耶馬溪しのぐ吾妻峡」も、一部が水没の憂き目に遭うようです。吾妻峡は、カヤックフィールドとしても知られていますが、上級者向きとあってなかなか踏み出す勇気が持てず、ここを漕ぐことはずっと憧れでした。

 吾妻峡には4年前(2010年)に一度下見(観光?)に訪れています。その後、昨年2月に漕ごうと試みたことがありました。しかしこの時は予定されていた放流がなくお流れに。その後も機会を窺ってはいたんですが、今年はラナのことで頭がいっぱいで、いつしか完全に忘れ去っていました。

 そういえば、今年度からダム本体工事が始まってしまうはずでした。まだ、間に合うのかな…? 久しぶりに調べてみると吾妻峡沿いの国道145号は先月末で通行止めになったらしく、どうやら間に合わなかったっぽい。下れるのは渓谷部より下流セクションのみ…?
 岩島の観測所をチェックすると、-0.4m前後でした。たしか去年は-0.2mくらいまで上がってたんで、ちょっとはマイルドなんかなあと期待。

 ドキドキワクワクで迎えた日曜日。タイミング悪く、寒波到来とかぶってしまいました。5時半に自宅を出ましたが、クルマのガラス、バシバシに凍ってます。
 6時半に羽村でQさん、あさひさん、やまちゃんと合流。あさひさんのランクルに荷物一式を積み替え。なんか忘れてそうでドキドキします。
 4人が乗り合って、出発。なんだか遠足みたいで楽しいな。

 やまちゃんは、実は昨日も吾妻川下ってたそうな。水量がかなり多くて、メンバー三人全員が泳いだらしい…。どうやら水位観測所との相関性が変わったようです。マジかー。

 8時に高坂SAでコウさん合流。

 ここで大変なことに気が付く。

 ドライスーツ持ってくるの忘れた…。_| ̄|○

 ドライなしで下ろうかとも思ったけど、この寒さで、全員が泳いだような川では無事には済まんでしょう。嗚呼、今日は八ッ場ダム観光か…。

 しかし、神いました。やまちゃんがあちこちに連絡してくれて、貸せる! という方が見つかったのです。持ってきてくださったのは、CPCのAさん。しかも今日漕がないのに受け渡しのためだけに片道1時間かけて持ってきてくださったという…。いやマジで土下座もんです。申し訳ございませんでした。m(_ _)m

こうした事件? がありまして、現地には20分ほど遅刻して到着。
 今日ご一緒させていただくCPCのメンバー、てり〜さん、ほっしーさん、番長さん、びわ男さん5名とご挨拶。全員、はじめましてでした。

 下る区間はやはり、ロワー部でした。回送時にちょっと見てみましょうということで荒神橋の上から下見。核心地帯が一望できます。
 ※後で知りましたが、上流から滝、土砂崩れにより新たにできた瀬、二又(荒神橋直上)

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 Qさんと、なんかいけそうな感じですよねえと語り合うも、近くで見たら全然違うやろなとほぼ確信してました。このパターンの思い込みで何度も痛い目に遭ってますからね…。

 なにがどう危険なのか、なにを伝えたいのかある意味考えさせられる看板が立ってました(ここは橋の上)。

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 松谷からプットイン。藪漕ぎです。川に近付くと、鼻につく硫黄臭。川岸の岩には錆のような物体が付着していました。まるで温泉です。若干期待して手を浸けてみましたが、やっぱり冷たい…。かなり濁りが入っていましたが、ダム工事の影響もあるのでは? とのことでした。

 総勢9名の大所帯でスタート!

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 で、漕ぎ出していきなり核心部です。「三段の瀬」と呼ばれていました。

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 中央が結構巻いてます。左岸ベタか右岸ベタがチキンルートですが、レスキューしやすさを考えると右岸ベタがベターかな。

 先陣のてり〜さん、やまちゃんのラインをじっくり観れたんでほぼ完璧にチキンルートを取れたと思いきや、最後のドロップを越えたところでラナのライジャケがポトリと落水。
 えっ? カラビナで繋いでたのに、なぜ落ちる…?
 血相変えて回収に向かう。無事に拾い上げましたが、なんだか笑いがこみ上げてきました。ラナもこうやってよく落ちて、必死のパッチで追いかけてました。

 ここでは脱×2回。結局、この瀬だけで30分要しました。うーん、トータル2時間くらいで終わると思ってたけど…。ドライがあってよかったと、しみじみ感謝しました。

 次は滝。
 岩が動いたか後退したかで去年と大きく形が変わっているらしい。滝壺後のボイルもハンパなく(水面より高い)、無事に漕ぎ抜けられる気がしません。ここは全員ポーテージ。

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 滝の直下にも、えげつない瀬があります。左岸側で一部崖が崩落し、川幅が狭められた影響か、新たにできた瀬だそうです。倒木も絡んでいたりと、これもいけそうなルートが見えてきません。ここも全員がポーテージでした。

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 核心部はまだ続いています。二又に分岐した瀬。この瀬の終わりに、下る前に覗き込んだ荒神橋が架かっています。

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 荒神橋上からの下見では、左岸ルートのがマシかなと見てました。
斬込み隊長のてり〜さんが左岸から入りましたが、結果は下り沈。意外と難しいということで2番手以降は全員右岸ルートから下りました。
 この瀬は、中盤にタコツボエディーがありまして、いかに回避してアウトウォッシュに乗せられるかがキモでした。私はたまたまうまくいきましたが、半数以上が食われてた(脱×1)ので、ルートの確保が結構難しいかと思います。

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 どうやら核心部はここで終わりらしい。
 怒濤の4連チャンでした…。実質2つの瀬を越えるのに、ここまでで実に90分も経過してます。この後しばらくは何もないそうですが、後半にまだ一つ核心部があるらしい。その名も「ナイアガラ」。紀州北山川にも同じ名前の瀬があったけど…、いろいろ想像してみる。

 しばらく漕いで、上陸。
 川床が岩盤状で、いくつも奥行きのあるホールができていました。右岸ベタ寄せで回避。ここは全員がクリア。

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 今日のセクションは吾妻渓谷と呼ばれる区間より下流になりますが、ここらも両岸が断崖で、かなり見応えのある渓相です。岩質が四万川と似てるように感じました。ちなみに四万川では二年連続でボート破いてます。そう、ところどころで岩が尖ってるんですよね…。ホール回避して岸に寄せると尖った岩が迫ってるという。かなり気を遣いました。

 岩島大橋を過ぎて、全員右岸に上陸。
 いよいよナイアガラです。
 度胆抜かれました。北山川のイメージとはスケールが違う…。いやもう、ここホンマに日本? って感じ。こんな大規模な段瀑、漕いだことありません。なんか、海外のビデオにでも出てそうなシーンです。ある種、現実離れしていて、夢を見てるような気分でした。

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 基本ルートは、川幅いっぱいのドロップを抜け、その後テーブル状の岩床のプールを右岸寄りにスライドし、最後に2m強の滝をダイブするというもの。

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 テーブル左岸側は、爆裂ホール(別名「ほりほりホール」)が待ち構えています。ドライを貸してくださったAさんは昨日行ったとか…? 私がここ行ったら、確実に心折れそうです。ヘタしたら三途の川行きかも。

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 一段目は強烈なホールが随所にありますが、よくよく見ると、右岸寄りに一ヶ所だけ抜けているルートがあります。二段目を確実に下るには、ここを選ぶしかなさそうですね。二段目は右岸に寄せ過ぎると滝壺の岩に激突するので、事前に陸上からラインを確認しておく必要があります。

 ルートさえ見えてしまえば、きっちりラインコントロールできる自信があれば、それほど難しい瀬ではないんでしょうが…。いかんせん、失敗した時のリスクがあまりに大きいので、一段目を越えるまでがすーごく緊張しました。二段目は、単発ならこれはこれでドキドキだったんでしょうが、一段目の余勢を駆って、ノリで下りました。

 ここは全員がチャレンジして、全員がクリアー!

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 おそらくナイアガラから第2の核心地帯なんでしょう。この先も川幅が狭まり、巨大ホールが点在してました。すべてボートスカウティングで見えましたが、避けそこなうとえらい目に遭いそうです。先行組は脱したメンバーのレスキューに入ってました。

 陣出橋手前の中州で小休止。どうやらここで核心は終わりみたいでした。

 町民センターでテイクアウト。
 実に、約3時間の行程でした。寒風吹きすさぶ中でも、お借りしたドライのおかげで、私はまったくのノーダメージ。ドライなしで強行してたら凍死してたかもなあ。快適に下ることができて、激しく感謝です。

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 来週末以降は予定があって、今日が関東の漕ぎ納めとなる予定でしたが、最高の形で締めくくることができました。こんなすばらしい川に出会えたことに感謝。そして憧れを実現させてくれた仲間たちに感謝。ありがとうございました。

 ところで、これから吾妻峡はどうなるんでしょうか?
 八ッ場ダム工事事務所によれば「吾妻峡指定区域約3.5kmのうち、下流側の約4分の3は、現況のまま保存されます」とあります。さらに「八ッ場ダムから一定以上の水を流すことにより、常に流れのある景観を作り出します」とも書いてます。「現況のまま保存」といったら、きっちり水量も含めて生態系まるまる保存してもらいたいもんです。あと、ダム直下で川まで下りられるかが心配。4分の3残っても漕がれへんやんってのは辛い。これからは、ちょくちょく推移を見守っていきたいと思います。

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ニックネーム ラナ父 at 00:05| Comment(0) | 関東>吾妻川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする